悩み多き30代ゆーです。
今回は前回に引き続き
ロジカルシンキング(後編)を
アウトプットしていきたいと思います。
これが頭に入れば、サービスを設計することもできますし
コンサルの仕事もできると思います。
サービス設計の流れ
サービス設計はこのような流れになっています。
3C分析から
3CとはCustomer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の
頭文字を取ったものです。
この顧客、自社、競合を比較し差別化できているかを
分析することが第1段階です。
次にSWOT(スウォット)分析
英語ばかりですが、これもそれぞれの頭文字です。
SWOT分析は3Cの中の自社を細分化し分析する方法です。
なので3C分析とSWOT分析はセットで考えます。
では、具体的に・・・
あなたはコンサルタントです。笑
クライアントがカフェを新規オープンするのですが
スターバックスが近くにあるため先行きを
不安がっています。
まずは3C分析とSWOT分析により以下のようにまとめてみましょう。
このように資料に落とし込んであげましょう。
これは文字で書いてますが、
グラフにしてあげるとコンサルタントとしては
価値がつきますよね。
これで顧客・自社・競合の分析が終わりました。
次は4P分析
製品・価格・流通・販売についてです。
先ほどのカフェの例の続きでやっていきます。
このように4つに分けて提案してあげましょう。
このようなフレームワークを活用することで
物事を論理的に考えることができます。
そして、以下の表のように
自社と競合の4Pを徹底的に比較し
細かく1つ1つ改善を行えば必ず勝てる勝負になるわけです。
1つ1つのPを比較し
強みは何か弱みは何かがわかります。
この表はすごく簡単に書いていますが
このフレームワークを
しっかり覚えて活用していくことが1番重要です。
はい。
ここまでサービス設計の流れとして
4P分析まで行ってきました。
では、次にデプス調査です。
デプス調査とは
市場を分析する上で重要な調査です。
まず市場規模についてですが
市場規模とは
特定の商品やサービスを必要(ニーズ)とする人がどれくらいいるのか
そして
そのニーズに人々はどれくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント)
が市場規模になります。
つまり
市場規模=①サービスを必要としている人の数×②そのサービスに支払うお金
なのです。
デプス調査は
②そのサービスに支払われるお金
を調査するために行います。
具体的には
特定にニーズが確認できたカテガリー層を呼び
リラックスした環境で5〜10人程度に直接ヒアリングをします。
その際に聞く順番としては以下です。
❶スモールトーク
(日常会話でリラックスさせる、自分のこともよく話し相手に安心感を与える)
❷ライフスタイル質問
(趣味や家族構成や職業、帰宅時間、出勤時間、子供の保育園の時間など平日と休日に分けてその人の1日を聞き出す)
❸ワンアヘッド質問
(実際の年収、家庭の経済状況、ローン残高など折り入った質問)
❹サービスに対する実際の意見を質問
(サービスを必要もしくは不要だと思うか、必要ならなぜ必要と思うのか?WHYを3回聞くようにする)
*インタビュー中に重要なことは、ぽろっと口にした言葉を必ずメモする
*必ず自分のサービスは最後に紹介する
そしてデプス調査をしたあとは
ペルソナ設定
1番共通点のある部分を持つ架空の人物像を勝手に作り出す
それをペルソナと言います
実際にその人物が実在しているかのように
年齢、性別、移住地、職業、役職、年収、趣味、特技、
価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、
ライフスタイルなどリアリティのある詳細な情報を
設定します。
例えば
30代の子持ち主婦Aさんで、
子供を朝に保育園に送った後に仕事に行っています。
旦那は会社員でいつも夜22時の帰宅です。
仕事を16時に終わり17時に保育園にいきますが
スーパーで買い物をして晩御飯を作るのが
大変です。
このような主婦10名に対してデプス調査をしたところ
8名がぜひ宅配晩御飯サービスを利用したいと
言っており、このサービスには
1ヶ月の晩御飯代5万円の半分くらいなら払いたいと言っております。
そしてこの街には同じような主婦が
2万人ほどいて
そのためこのエリアによる市場規模は
2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が
予想されます。
このようにペルソナと似たような
同様人物×利用意向×メンタルアカウンティングが
市場規模になります。
今回のロジカルシンキング(後編)は
新しい言葉ばかりでかなり大変ですが
単純に
このフレームワークを徹底的にパクれば
いいわけです。
TTP戦略ですね。(徹底的にパクる戦略)
新しいことを学ぶのは
なかなか大変ですが
まだ僕も始めたばかり
みなさん
ともに進みましょう。
では、また。